オフィス鴻

食事の楽しみ方

2024年11月01日

私事で恐縮ですが、編集人の両親は70歳代になってから世界各地を船旅で廻るクルージングに数度参加しました。これまでは飛鳥Ⅱ・ジャパングレイス等が中心でしたが、最近は通販のジャパネットが比較的短期間(といっても1~2週間)のクルージングを提供するようになりました。編集人は船旅を経験したことはありませんが、様々なアクティビティ・現地での交流会など、それぞれに特徴的なプログラムが用意されていると聞きます。そして、全食事無料(一部のアルコールは有料)のため、高級ホテルと遜色のない料理が提供されることも魅力の1つかも知れませんね。

編集人は病気療養のため最近は外出の機会も減少しましたが、今でも20年以上にわたって訪問する飲食店がいくつかあります。その飲食店に通うきっかけは常連の方の紹介が殆どで、なかなか予約が取れないお店も含まれています。共通しているのは食のエンターメント体験が味わえることで、その日の最高の食材で作られた料理はどれも甲乙つけがたいものばかりです。その理由は、メニューにはない特別な料理が提供され、さらに記憶に残ることが更なるリピートへと繋がり、また料理長やスタッフのもてなしの心が最高のサービスだと感じているからです。ちなみに、予約する際には原則カウンター席をお願いしていますが、テーブル席(フレンチ料理など)の場合でもスタッフとアイコンタクトが取りやすい席に通してくださることが多いです。

最近はスマホでの店内撮影を禁止する飲食店も増えていますが、これも最高の状態で料理を食べてもらいたいという飲食店のこだわりの表れだと理解しています。飲食店経営の難しさは10年間続く店が約1割であることを考えればホスピタリティの良さを維持していくことがどれだけ大変なのかを示していると思います。経営者や店側の我儘に思えて低評価をする方もいますが、リピートしたくなるお店には相応の料金に見合ったサービスを提供してくれる価値が高い点で共通しています。