オフィス鴻

COFFEE TIME(カウンター席)

2024年05月21日

皆さんは飲食店へ予約を入れたり、入店時にテーブル席かカウンター席の希望を聞かれたとき、どちらを選択しますか?小さな子供連れの方やグループの方は周囲のお客様のことも考えて比較的テーブル席を希望されることが多いようです。また、商談等で利用する場合は個室を利用する方も多いでしょう。編集人は大抵1人か2人で飲食店を利用させて頂くことが多いため、余程混雑していない限りカウンター席の利用を依頼しています。

あくまでも編集人の考えに過ぎませんが、カウンター席はテーブル席とはまた一味違った良さがあると思っています。例えば、カウンター・厨房での調理方法や使用している食材を見ることができたり、店主・職人さんや偶々となり合った方(常連さんが多い)とさりげない会話ができるなど、料理以外の要素も加わり食事をより楽しいものに出来るからです。また、ある程度レベル感の高いランクの飲食店へ初めてお伺いすると、来店時の所作・言葉遣いなどから店側が相応の席へと案内してくれたり、わざわざ責任者がご挨拶に来てくださることもあります。

ただ、カウンター席でも厚みのある檜の一枚板を使用している高級寿司店や日本料理店の場合は、アクセサリー(腕時計、ブレスレッド、指輪など)はカウンターを傷つける可能性がありますし、過度な香水や衣服に着いたタバコ等のにおいは料理への味覚を損なわせたり、他のお客さまへの配慮からお店側から他の席への移動(厳しい店だと出入り禁止)をお願いすることもあるようです。要はその飲食店なりの評価基準があり、SNS等に不満を書き込んでも「マナーを知らない残念な人」と思われて相手にされないだけですから、最低限の知識は持ち合わせた上で楽しく過ごせるようお伺いしたいものです。