オフィス鴻

COFFEE TIME(山の恵み)

2024年09月01日

天然の山菜と言えば春先から初秋、きのこ類は夏頃から晩秋にかけて楽しめるのですが、今年はエサ不足等の影響からかクマによる被害が例年よりも多いと言います。編集人も大好きな食材で、行きつけにしていた銀座の日本料理店では山菜・きのこ探しの名人が東北地方の山間部に入り、新鮮なうちに届けられた山の幸を心から堪能させて頂いていました。ただ、最近は各地で生産された栽培ものを使用する飲食店やスーパーなども増えており、余り季節を感じなくなりましたね。

またインバウンド需要で高級な日本料理店に限らず、様々な食材・日本食等を目当てに訪日される方も増えました。左党である編集人(最近はお酒を飲む機会・量が本当に減りました)は専ら東北地方の酒蔵で造られた日本酒と一緒に食すことを楽しみにしていました。その最たるの理由は、食材と水(天然水)の相性が抜群に良いからです。行きつけにしていた日本料理店では、調理にも食材の取れた場所の天然水を使い、時には水自体を楽しむこともありました。

最近は様々な日本酒が製造されていて、海外への輸出量も増え続けています。また、時代とともに色々とチャレンジした日本酒が増えており、若い方や女性を意識した新しい日本酒の楽しみ方が出来るようになりました。日本には約1千軒の造り酒屋があり、もし読者の方が日本酒を楽しむ機会があれば、料理食材の産地と近いものを選ぶと意外な発見があるかも知れませんね。