このブログにこれまでの経験や知識、個人の考え方を整理できたことで、当面の目標（在宅での短時間コンサルティング業務等の依頼、Kindle書籍の出版）と方向性が定まったことから、第二の人生（少し大袈裟かな？）をリスタートできたことへの感謝と御礼、そして飲食業研究を兼ねて、代官山の老舗フレンチ店ＰＡＣＨＯＮで会食してきました。ご一緒された方は商用ドローンに関わる仕事などもされているそうで、あっという間に３時間が過ぎてしまうほどずっと楽しい会話をしながらの会食となりました。

スタッフの対応も予約時（編集人が障害者であることを事前にお伝えして、可能な範囲での対応をお願いしておきました）から素晴らしく、まさしく飲食業態におけるプロの仕事の本質を拝見させていただきました。特に、フロア責任者であるソムリエの方に料理に合わせたワインセレクトをお願いしましたが、提供されたワインと料理の相性（バランス）がどれも素晴らしく、救急搬送されて緊急入院となり退院後４日目だったにもかかわらず、少し飲み過ぎた感はありましたが翌日以降も体調を崩すことなく元気に過ごしています。

非常に記憶に残ったことは、「天井から声（会話）が優しくが降ってきて、床に浸み込んでいく」ような重厚感のある調度品や壁の造りなど、最近の傾向である高めの天井や少し無機質な造作・色使いとは全く別次元の世界観であり、老舗でしか味わえない特有の雰囲気（天然薪が暖炉で弾ける音など）に圧倒されそうになりながらも、本当に久しぶりにたくさん笑いながら会話がはずんだことで、自分が病気であることをも忘れさせてくれるほど主治医とはまた異なった最高の心の治療（生命力）をしていただいた気分です。