旅客機の座席選択
2024年01月19日
みなさんは旅客機の搭乗するとき、窓側の席を選びますか?通路側の席でしょうか?それとも両脇に挟まれた席でしょうか?最近はPCやスマホから座席指定できる航空会社が増えました(LCCは有料のようです)。どの席を選択するにせよ、その方の考え方や想いが反映されており、飛行中の数時間を快適に過ごすことが出来ればどの選択も正しいのだと思います。一般的には外の景色が堪能できる窓側の席から埋まる傾向がありますが、ビジネス目的や旅行慣れした方は通路側の席を希望される方が多いようです。また、航空機の左右の重量バランスを保つため、座席移動をお願いされることもあるようです。そのほか、最近の機種は大型機(B747など)から中型機(250人乗り程度)が主流になったため、国内線でもたまに機材繰り等の関係で多少古い国際線仕様の機種に変更されることもあります。
編集人の場合は、基本的に通路側で比較的前方の席(ビジネスクラス・プレミアム席の場合は最後列、または最前列)を家族が並んで座れるように予約します。理由は、トイレに行くのに他の乗客の前を通らずに気を遣わずに済むこと、子供が幼少期の頃は周囲の方にご迷惑をかけないようにすることが理由でした。現在は、歩行障害があるため杖(普通より長い)を預ける必要があること、および緊急時脱出口(ドア)付近には安全保安上座ることが出来ないため、事前に航空会社に連絡して優先搭乗させていただき、到着後は最後に降機できるようにお願いしています。また、これは全世界共通のことなのかもしれませんが、まだ駐機スポットに到着してタラップの接続準備が終わる前から棚の荷物を取り出し、ほぼ100%降機するための行列が通路に出来ます。5分ほど待ってから上級クラスから順に全員が降り始めますので、人間の習性の1つの表れなものかもしれませんね。
たかが数時間の移動とはいえ、それぞれ快適に過ごしたいと思うのは乗客の本音でしょう。お互いのちょっとした気遣いや譲り合いがあれば、きっと楽しい旅行(仕事の移動)となるに違いないと思います。