オフィス鴻

諦めない挑戦の心

2024年02月23日

卓球日本代表選手である石川佳純選手のインタビュー記事が、卓球王国と言う専門誌(2023年8月号)に掲載されていました。編集人は、子供と一緒に始めたボウリングに“そこそこ”集中してまあまあのレベル(Ave200超え)までは達しましたが、そこから上に行き維持向上していくには相当の技術(トレーニングやコーチ)とメンタルが強くないと難しいようです(現在は、両足不自由で道具類は全て処分しました)。また、長い練習は集中力が続かないので、短時間でもその日の課題を決めて練習していました。

卓球の石川選手が現役の時は試合後のインタビューでは秘中の秘はおろか技術等の核心部分に触れる発言は一切しなかったそうです。ライバルである対戦相手は、些細な発言からでも相手のコーチが緻密なデータ分析をしてきたうえで次の試合に臨むことになるわけですし、まして国際大会やオリンピック選考の試合ともなれば戦略・戦術にナーバスになって当然だと思います。その上で憧れであった強い中国選手がコーチとどんな内容の話をしているのかが知りたくて、卓球の専門用語が理解できるほどに中国語を学んだとの姿勢にはプロアスリートとしてのプライドと魂を感じました。

編集人も自己免疫疾患により仕事を相当セーブする必要に迫られ、主治医から昨年制限付きの業務復帰を認めて頂いてから、これまでお世話になった方を通じて今までお付き合いのなかった世界中の企業関係者の方々から相談やオファーを頂けるようになりました。あまり、適切ではない表現ですが「捨てる神あれば拾う神あり(前所属企業の経営者には大変お世話になり今でも感謝しています)」の心境に近く、現在ではこれまでの職務上の経験が活かせる道もありそうだなと少しずつ手応えを感じてきているところです。年齢が幾つになっても自分自身で限界という壁を作らない限り、挑戦を諦めさえしなければ例え小さくてもチャンスを掴めるのだと信じて行動しています。今日も両手のリハビリを兼ねてPCを使って思考の整理に向き合っていきたいと思います。