「自律」と「自立」、ひらがな読みは同じですが、その意味するところは大きく違います。広辞苑によれば、「自律」とは「自分の行為を主体的に規制すること。外部からの支配や制御から脱して、自身の立てた規範に従って行動すること。」とあります。つまり自らの行動や考えを自分で律することであり、高橋俊介氏著「キャリアを作る独学力」から一部引用すると、「仕事の自立性を養うには、自律的キャリア形成が不可欠」とも述べられておられます。

また「自立」とは、「他の援助や支配を受けず、自分の力で判断したり身を立てたりすること。ひとりだち。」とあります。つまり経済的・社会的に独り立ちすることですね。編集人は、社会人として、この自律と自立を常に意識しながら仕事に取り組んできたつもりですが、大甘に評価して合格すれすれの ５０～６０点くらいだったでしょうか。このブログでは、それぞれの良いところを強みとして伸ばしつつ、自分の弱点を強みに変えていくために編集人が自主的に行ってきた日常の習慣について、自分なりの考え方を綴ろうと思っています。

【編集人の気に入っている四字熟語】

雌伏雄飛（しふくゆうひ）
出典：「後漢書」

将来の活躍する機会を待ちながら、将来の活躍に備えて人に付き従い学んでいくこと。現代風に言いかえれば、雄鳥が天高く羽ばたく時のように、活躍チャンスを待つ間も、心、身体、技量の鍛錬を欠かさないこと。