編集人は、本当に周囲の方に恵まれて、これまでの人生を送れてきたのだなとつくづく実感しています。特に、「仕事には厳しい人」とか「（失礼を承知で）変わった人」と周囲から言われる方が上司になったり、同僚が避けたがる取引先との交渉を担当することが多くありました。おそらく経営者が不条理を含む色々な経験を積ませることで、人間性や働き方に幅を持たせるよう配慮してくれたのだと今では思っています。実際に、編集人流のコミュニケーションの取り方や仕事の進め方に大きく影響してきたと感じます。

自分の足りない何かに気づくことはその後の成長の糧になりますし、その経験を次の世代に伝えていくことも、また与えられた使命の１つなのかもしれません。「悩むこと」とは、「次のステップアップへの助走」であり、「チャンスを掴むきっかけ」と考えるならば、いずれどこかで相手の言葉の真意を理解できる時が来るのだと思います。なお、“thanks a million”とは、“本当にたくさん感謝しています”の意味で使いました。