オフィス鴻

COFFEE TIME(メープルシロップ)

2024年07月16日

子供の頃、近所にある喫茶店でホットケーキを食べるのが1つの贅沢・楽しみでした。現代風のパンケーキとは違い、2枚重ねで上にバター(四角いもの)が載せてあり、最後にメープルシロップを掛けて食べていました。当時の外食と言えばデパートに上層階にある食堂へいくのが贅沢であり、お子様ランチの発祥でもあったと記憶しています。

メープルシロップはカナダ~北米産が中心で、カエデの樹液から作ります。樹木(皮)に人為的に傷をつけ、滴り落ちた樹液を集めて煮詰めることで、あの芳醇な香りと特有の甘味が誕生しますが、はちみつとはまた違った良さがあります。ただ、御多聞に漏れず世界的な気候変動の影響を受け、最近は需要増加に対して生産量が安定しないとも言われており、品種改良・土壌作りなどにも取り組んでいるそうです。

「黄金の雫」とも形容されるメープルシロップですが、日本の牡蠣養殖等も源流となる山間部の森林保全を始めており、木々を守ることが私たちの生活に潤いを与えてくれることに感謝しています。