オフィス鴻

COFFEE TIME(大統領候補銃撃事件)

2024年09月26日

7月13日夕方、ペンシルベニア州バトラーでアメリカ大統領選で共和党のトランプ候補が遊説中に銃撃されるという、衝撃的な事件が発生しました。会場に続く道路はパトカーで封鎖されていたといい、100m以上も離れた建物の屋上から狙撃されたと報道され、容疑者は警護隊によりその場で射殺さてたと言います。トランプ氏はSNSに「私たちの国でこのようなことが起きるとは信じがたい」「こうした時だからこそ団結し、悪が勝つのを許さないことがこれまで以上に重要だ」と投稿したとも報道されています。

前日には民主党のバイデン大統領が演説中にウクライナ大統領とロシア大統領の名前等を間違えたことで退陣論が上がっている最中の出来事でしたが、アメリカの厳重な警備下での出来事は、今後銃所持について再び様々な議論が起こるであろうと予測されます。編集人も仕事の都合でダラスに居た時、故ケネディ大統領が狙撃された現場を訪問しました。また自身もスーパーで銃を突き付けられたことがあります。ロビー活動が政治への影響力に強く作用するアメリカの銃社会の裏側には全米ライフル協会、アメリカ最強の圧力団体と言われる全米ライフル協会(NRA)の存在があり、米国社会で激しい衝撃が広がってくることでしょう。

日本でも安倍元首相が2022年に奈良県での遊説中に射殺される事件が起こりましたが、価値観の違いだと言えばそれまでに過ぎません。アメリカ全体が対立構造から協調へと変化していけば良いのですが、それだけ世界各地で独裁政治や治安悪化が深刻化しているのだと思います。