COFFEE TIME (家族のカタチ)
2024年11月11日
先日、NHKで子供番組で体操のお兄さんとして活躍されていた佐藤弘道氏が、脊髄梗塞により未だ下半身に大きな障害が残っていることが放送されていました。完解治療法の確立されていない稀有な疾患で、一時は家族にこれ以上迷惑を掛けたくないと思い詰めた時期があったそうですが、家族の支えにより現在は自宅でリハビリを続けていらしゃるようです。編集人が罹患している自己免疫介在性脳症による体動不能等の症状とよく似ており、日本全国にも原因が究明有れていない潜在的な患者もいらっしゃることでしょう。
その放送の中で同氏は「リハビリの重要性」と「家族の有難さ」を語っておられ、敢えて病名を公表した理由として「前を向いて生きていくこと」の重要性に触れられていました。完解方法のない難病疾患は世の中に多くあり、強い心を持っていないと途中で挫折しそうになることを編集人も幾度も経験しており、「家族に迷惑をかけて申し訳ない」とネガティブになる点も同感する部分があります。仮に難病ではなくても家族の存在が支えになることは日常生活を送るうえでは多々あり、その有難さや感謝の気持ちを言葉で伝えることは大切だと感じます。