オフィス鴻

チェーン店の蕎麦店

2024年11月05日

以前から気になっているチェーン店に「ゆで太郎」という蕎麦とモツ煮中心のチェーン店があります。編集人が勤務していた本社ビルの近くにも店舗があったのですが、朝の通勤時間帯(だいたい7時過ぎに会社に到着)にはこれから現場に向かうであろう職人さんの自動車が多く停められており、11時を過ぎれば早めの昼食をとる近所の会社勤めとおぼしき方がたくさんお店の中に入って行きました。編集人も一度は行ってみたかったのですが、病気で手が震えたり麺類の食べ方が下手でワイシャツにシミを着けてしまうため、12年間混雑を横目にしながら別の店で昼食をとっていました。同僚に聞いてみると「量も多くて安くて美味しい」とのことで、現在は中部・首都圏・東北を中心に約300店舗を展開していると言います。

また、経営理念は「おいしいおそばをできるだけ安く、気持ちよく召し上がっていただく」という事だと同社HPに掲載されており、トラディショナルフード、ソウルフード、ヘルシーフードである日本そばを、日常食としてお召し上がりいただきたいという想いで企業経営を行われているそうです。特に店舗で挽きたて・打ちたて・ゆでたてという三たてにこだわり提供する姿勢はセントラルキッチンや製麺所等から食材を調達する他のそば専門チェーンとは一線を画すものだと思います。編集人も蕎麦が大好きで日本各地の蕎麦を食してきましたが、ミシュランガイドに載るお店でも、TV番組で紹介された大盛が売りのお店では長時間並んででも食べたいとまでは思いません。その点ゆで太郎では日常食として食べて欲しいと言う経営理念をしっかりと守り続けていることには感動すら覚えます。

飲食業界全体がものすごいスピードで合従連衡を含めて変化していく中で、全国にはまだまだ知られていないそばの名店は沢山あることでしょう。どうしても行きたい店があれば必ず事前予約することにしていますが、身近にゆで太郎の直営店舗があれば時間を作ってでも必ず1度は行ってみたいと思っています。