オフィス鴻

人気セミナーの集客

2024年12月08日

最近はオンラインセミナーから徐々に対面式のセミナーへと戻りつつあります。歩行障害があり人混みでの接触転倒リスクがある編集人にとっては、オンライン(配信等)で参加できることは非常にありがたく、月に1~2回は視聴して新たなインプットをするようにしています。あるSNSに集客を自動的に行う仕組み(いわゆるストアカ)が紹介されていたのですが、ちょっとした違和感を覚えました。もちろん独自のビジネスモデルであり考え方も人それぞれで異なっていて良いと思っており、参加者が料金を支払うだけの需要と価値があってこそ成立するものだと考えています。当然、事業として軌道に乗るまでは相応の苦労はあると思いますが、YouTube等でも大きな収益を上げているのはごく一部の方であり、その裏には多くのスタッフを抱えていることと思います。

そんなことを考えていたら、先程の違和感の正体が何となく掴めてきました。結論から申し上げますと、セミナーで教わったことをすべて実行したとしても必ずしも参加者全員が成功する訳ではないだろうと言うことです。良くあるマルチまがい商法や詐欺商法も、何れ破綻する限界が来ることを承知の上で逮捕される前に多額の資金を隠蔽しておき、刑期が終わってから被害者に救済されるべき金銭で贅沢な生活を送ることを目的としている場合が多いと言います。編集人の知り合いにも、どう見ても騙されているだろうと言う儲け話に定年後に乗っかって全財産を失った方がいました。編集人もその話に何度も誘われたのですが、もし本当に儲かるのであれば他人に教えずに自分でひっそりと行うのが人間の性だと思いましたので、徐々に距離を取るようにして被害に遭うことはありませんでした。

実際にセミナーの人気講師として成功している方もおられますが、編集人の仕事へのスタンスは「最後まで伴走してサポートする」ことであり、集客数による売り上げ増加にはほとんど興味が沸きません。それより大切にしたいのは身の丈に合った信頼関係の醸成だと思っています。