オフィス鴻

COFFEE TIME (新ビジネスクラス誕生)

2025年01月11日

1980年頃から旅客機大型化による座席供給過多およびIATAカルテルの範疇での実質値下げを主原因としたナショナルフラッグ等の収益悪化が顕著になりました。その後、格安運賃を売り物としたLCC(格安航空会社)の台頭が航空不況に拍車をかけ、2000年頃を境にファーストクラスサービスの相対的低下および廃止が各航空会社で実施されました。その代替策として登場したのが、ビジネスクラスサービスの導入・向上、プレミアムエコノミー席の増設などで、1席あたり客単価向上が図られ現在に至っています。

特に中東系航空会社は、更なる進化版の「ビジネススタジオクラスの新設」を行っており、シートピッチ200cm以上・フルフラットシート等を標準仕様としたエコノミーより上質な機内サービスを提供しています。編集人はファーストクラスへの搭乗経験はありませんが、まさに2000年以降はビジネスクラスのグレードアップが各社で進められるようになり、航空会社の戦略と同期するように家族旅行でも利用頻度を増やしていった経緯があります。

この10年程は難病治療のため海外旅行には行けておらず、2025年度には近場でののんびり海外旅行に行きたいと、医療機関が充実している家族旅行計画を練っているところです。