オフィス鴻

COFFEE TIME(クリスマスケーキ2)

2025年01月01日

一昨年、自宅の近隣にあるフランス料理店が監修を務めた某有名百貨店が販売したクリスマスケーキが、規定通りの冷凍時間より短く出荷されたことで商品(クリスマスケーキ)が配送途中で型崩れするトラブルがありました。某百貨店の素早く適切な対応が奏効して、その後収束に向かったことについてご記憶の方も多いでしょう。ただし、監修元へのインタビューでは謝罪の言葉は無く、百貨店側の責任だと言っていたことが気になりました。元々監修先のオーナーは地元では有名な方ですが、近隣の方は店舗でのトラブル等が多いことを知っており「やっぱり」と言った感覚の方が多くいらっしゃいました。

しかし、昨年末も某小売店で300個のうち100個以上が天地無用(上下さかさまで顧客に届けられた)の状態となるトラブルが起きてしましました。一部の報道では、某小売店が委託配送業者に損害賠償責任を求めるとありましたが、商品の形状を見れば少なくとも配送途中で起きたトラブルではないように編集人には思います。その理由は、天地無用状態でも殆どケーキにダメージがなかったこと、通常の配送で仮に上下さかさまで積載しても100件にも上ることは考えずらいからです。

編集人の想像に過ぎませんが、恐らく工場の仕分け場所等で当該商品の積み方を間違えたのか、従業員が商品をひっくり返すようなトラブルを報告せずそのまま出荷したことが考えられます。通常の輸送では商品が片方にズレることはありますが、天地無用になることはほとんど考えられません。ある意味、某百貨店の対応と某小売業の対応差の違い(凄さ)を感じた次第です。