国産ウイスキー
2025年01月05日
日本メーカーの製造するジャパニーズ・ウイスキーが海外で非常に人気が高いそうです。一部には投機目当ての高値買いがあるとも言われていますが、すくなくとも今から30年前くらいと比較して値段が数倍になっているウイスキーも少なくありません。編集人は、30歳代半ばごろに多くの国産ウイスキーを繁華街のBARのような店で嗜んでおりましたが、少なくとも銀座や大阪北新地では、サントリー社製造の「響17年」が数万円程度、「響30年」が30万円程度とまだ手が届く金額でした。その当時は、イギリスやスコットランド製のシングルモルト・ブレンディングウイスキーが主流でしたから、比較的国産ウィスキーは安価だった記憶があります。
その他にも、有名なシャトー生産ワイン、マール・グラッパも現在のような価格帯では無かったですし、最近はシャンパーニュも異常とも思える高額になっています。家族で旅行する時には、ホテルのプールサイドでも2千円前後でシャンパーニュが飲めましたから、お酒の価格帯についてはバブル景気の恩恵は受けられなかったものの現在と比較すれば恵まれていたと思います。最近はアルハラと言う言葉(アルコール・ハラスメント)もあってか、若い方々の飲酒が減少していると聞きますが、直近の研究で「アルコールは無害ではない」とする論文も見かけます。飲み過ぎてベロベロになるのは困りものですが、昔からアルコールを神様に奉納する習慣は世界各地にあります。結局は、飲み方次第だということに尽きるでしょう。
その他にも、最近は蒸留技術の発展もあり、小規模な醸造所が日本各地で個性的なウイスキーを作っています。特に国産ビールはご当地物が増え、旅行を楽しむ1アイテムにもなっています。コミュニケーション手段ともなるアルコール飲料ですかた、時と場所を考えた上で好きなものを探して飲むのも楽しみの1つかも知れませんね。なお、編集人が気を付けていることの中に、醸造(工業生産)アルコールや保存用転嫁物を加えて味(味覚)を調整したものがありますが、どうも好きには慣れないです。