オフィス鴻

無銭飲食の罪悪感

2025年05月18日

コロナ禍以降に、食品の無人販売所から商品を窃盗する者があとを絶たないようです。日本人は性善説を大切にする民族だとも言われていますが、窃盗犯に中には罪の意識がないのか少額の小銭だけをいれたり、入れたふりをするだけの者の姿が防犯カメラ映像などで放映されています。しかし、食品の無人販売所は販売する側にとっては人件費が要らずに24時間営業できるメリットはありますが、編集人ならば誰かがイタズラしている可能性を否定できない食品を買うことはありません。それでも販売する側の論理がまかり通っている内は、この手の犯罪行為は減少しないと考えられます。

最近、無銭飲食で未成年の少年が詐欺容疑で逮捕されました。これまでの無銭飲食と言えば街中華店などでわざと逮捕されたい市民が行うのか、または泥酔客が夜の繁華街でお金がないのにお店に入るなど一定の範囲に限られていました。この少年たちは明かに無銭飲食する意思が最初からあって代金を支払わずに店を後にしたそうです。もし、本当にお腹が空いているのならば子ども食堂や慈善団体の炊き出しなどを利用すれば罪にはなりませんが、犯行の目的は「楽しんでイタズラすること」にあったように編集人は思っています。実際、普段どのような生活をしていたのかは報道されていませんが、家庭内環境等に起因しているならば回転寿司店でのイタズラ動画と同じく日本人として心が貧しくなっている証拠なのかもしれませんね。

同じような事例と考えられることの中に「撮り鉄」という鉄道マニアがいます。駅員が散々危険だからと注意しても線路に立ちったり、他人の土地の木々を勝手に伐採したり、挙句の果てには駅ホームで駅員に暴言を吐いたり暴力を振るう者もいるそうです。誰しも良い写真・動画を取りたい気持ちは理解できますが、最低限のマナーさえないのなら現行犯で逮捕(民間人でも行えます)するくらいの厳罰が必要だと感じます。その写真や画像を楽しみたいのならば、違反行為には相応の責任が課されることを覚悟すべきでしょう。