オフィス鴻

COFFEE TIME(給食無償化)

2025年06月21日

自治体により異なりますが、現在でも公立学校(小・中・高)では給食を実施しているところが多くあります。編集人が小学生の頃には学校給食がその日の食事の殆どだと言う生徒が各クラス(当時は40人を超える学級が普通にありました)に2~3人はいましたし、給食費徴収(紙袋に現金を入れて先生に渡す)日には年に何度か盗難被害が生じることもありました。また、給食費を持ってこない生徒もおり、今にして思えば免除されていた家庭の児童だったのでしょう。その給食について石破総理は無償化施策を進めることで他党との協議を始めています。

編集人は中学・高校と弁当持参であり、母親の体調が悪い時には自分で白飯にふりかけをかけた弁当を持参していました。今回の無償化施策では弁当持参(セントラルキッチン方式や校舎内に給食室がない)の生徒に対する公平な扱いは含まれていないようです。その一方で高校までの授業料無償化(補填制限あり)も進められており、誰のための施策なのかが焦点がぼけたような扱いが想定されています。単純に考えれば私立学校等では補填される分に加えて授業料を引き上げることは可能ですし、給食のない学校に対する代替策も提示されていません。また一口に給食と言ってもアレルギー対策や地産地消型など各自治体によって様々な方式が採用されています。因みに編集人と妻は違う自治体出身であり、給食メニュー内容も全く異なることが結婚後にわかりました。また牛乳を嫌いな子供にも完食をするまで居残りさせることが当たり前の時代でしたから、今とは想像もつかない給食だとも感じます。