台湾旅行記(タクシー)
2025年07月15日
今回の訪台では、現地の中間流通事情視察・アドバイスのため台北市内を中心にタクシー移動を多くしました。現地のタクシーは台数も多く料金もリーズナブルであり、バス便を乗りこなすことが難しい観光客等には非常に有難く頼もしい存在です。また日本人だとわかると殆どの乗務員さんが片言の日本語を交えて対応してくれました。さらに最近はスマホが普及しているのですが、目的地の建物名(ホテルなど)よりも住所をナビに入力する方が非常に多かったことです。同じ台北市内と言えども全ての所在地に詳しいわけでは無いので最もトラブルの少ない方法だとも考えられます。日本のアプリ配車とな少し違う新たな発見でした。
その他にも特に台北市内は車による渋滞を避けるため二輪車(バイク)を利用される方が多いのですが、少なくとも20年以上前とは様変わりした印象です。中でも排気ガスの臭いが殆ど感じられなかったことは、台湾が環境問題にも力を入れている証しかも知れません。街中でも東南アジア諸国で良く感じられる生活臭が非常に少なく、また街中もかなり清潔な印象を受けました。編集人は韓国・タイ・マレーシア・ベトナム・インドネシアなどを頻繁に訪問していましたが、東南アジア全体の生活水準が上がっていることと関係があるように感じます。感じ方は人それぞれなれども、その国の印象が大きく左右されることを鑑みれば日本の綺麗さ・礼儀正しさは特筆すべきものだと思います。
話しを元に戻すと、東南アジアでは「ボッタくりタクシー」も少なくありません。例えばメーターを入れずに高額料金を請求する、遠回りする、スピードメーター(料金計を違法改造する)を使うなどですが、台湾では幸いにして1度もそのような不快な思いをしなくて済みました。このあたりも国民性が関係しているようですから、日本人も他山の石として今一度戒めることが大切だと考えています。