オフィス鴻

航空機内のアルコール

2025年10月07日

国内線なら片道2~3時間程度が主流の航空機ですが、最短の台湾・韓国あたりでも2時間前後、欧州等の国際線ならば片道10時間を超えることも少なくありません。航空機内の限られた空間では、仮にビジネスクラスに搭乗したとしてもある程度のストレスを覚悟しておく必要があると感じています。特に国際線等のラウンジを利用するとアルコール飲料や相応の軽食が準備しているため、ワクワクした気分でいると普段より余計に胃に収めていることも多いです。また時差がある場合には、睡眠時間帯を調整することである程度までは時差ぼけ対策として有効であることが知られています。

特に日本では長期休暇の習慣がまだ一部でした定着していませんので、やっと家族で海外旅行できるとなれば航空機に搭乗した途端に少し気分が高揚してそれまでの緊張感や疲労などが余計にアルコールによる作用を強くしてしまうことがあります。編集人も家族と海外旅行をしている時に、他の乗客が多量のアルコール飲料を摂取して気分を悪くされたことを目にしたことが何度もあります。航空機内は地上より気圧が低く機内の空調装置で減圧された状態になるため、血中酸素濃度が低くなりがちで体調を崩しやすいとされています。そこにアルコール作用が加わることに留意しておくに越したことはありません。

編集人も左党ですからラウンジや航空機内でアルコール飲料を嗜みますが、普段の半分程度に自制しています。また可能な範囲で水分補給をすることや、脱水症状が起きやすい利尿系飲料(コーヒーなど)なども普段より抑える等工夫しています。特に機内食が配膳される時には、もったいないと感じながらも少し残す程度が編集人にとって機内での適量だと思います。たまに機内にお菓子などの食料品を持ち込んで機内サービス前に召し上がっている方もいるのですが、せっかくの機会ですから各航空会社の提供するサービスを楽しむくらいの余裕があってもいい様に感じますね。