全国高等学校麻雀選手権大会
2025年10月15日
トップ麻雀プロが戦うMリーグが設立されてから今年で8年目を迎え、現在は当初の5チームから10チームまで拡大しています。その波が高校生にも拡がり、高校野球の甲子園と同じような形で朝日新聞社が主催して第1回高等学校麻雀選手権大会が今年1月に開催されました。朝日新聞社が主催した理由について、次のように述べています。その内容は麻雀協議は集中力・観察力・記憶力・判断力・論理的思考力・忍耐力、大局観・感性・度胸など、様々な力がバランスよく求められる高度な頭脳的スポーツであり、対局を通じてコミュニケーション能力・フェアプレー精神を養うものとされています。
またプロ選手の世界でも世界麻雀TOKYO2025が開催され、個人戦では内川幸太郎選手が優勝、そして団体戦では日本チームが優勝すると言った前評判を覆しポルトガル・スペインチームが優勝しました。ジャンルは異なりますが1993年に設立されたサッカーのJリーグも、今ではワールドカップやオリンピックへ出場できる程の実力をつけてきたことを鑑みれば、サイバー・エージェント社の藤田氏が将来的には「麻雀をオリンピック種目に」との目標もいずれ達成できるのかもしれません。そのために行っている競技者の裾野を拡げていく取り組みの一環とも言えるでしょう。
プロ麻雀界を代表する多井隆晴氏が幾分オカルト気味ではありますが、プレッシャーを楽しめる人が普段では考えられないような凄い記録を出せる人だと述べていました。またMリーガーと言えども十分な報酬が得られているのはごく少数派で、それは協賛企業のお陰でありまだまだ業界全体が独り立ちできている訳ではないとも考えているそうです。特に人気の高い選手にはアイドル・モデル・棋士・俳優・声優など多様な分野で活躍している方もいますから、これからもっと麻雀業界が発展していく環境が整ってきたようにも感じます。麻雀に限らず非常に参考になることだと考えています。