台北の夜市
2025年11月09日
台湾には600以上の夜市があるとされていますが、地元の方々が利用するような小規模な夜市を含めれば正確な数は把握できないと思われます。つまり観光ガイドなどに掲載されている夜市はほんの一握りであり、特に台中・台南エリアなどは情報が不足しているようです。中には台北にある士林夜市のように完全に観光客向けで観光客価格になっていたり、見栄えの良い商品を提供する店も多くあります。編集人は出来るだけ宿泊施設に近いエリアで、地元の方が通うような夜市や特別食べたいものがあれば事前にホテルスタッフに飲食店へと予約を入れていただくようにしています。
その中でも台北には数多くの夜市があります。その中でも遼寧夜市はMRT忠孝復興駅からほど近い距離にある非常にこぢんまりとした夜市です。この夜市は台北で最も小さな夜市と呼ばれており、三十件ほどしかありませんがガチョウ肉や海鮮料理が有名です。しかし問題(笑ってしまいます)は日本語の説明があるのにもかかわらず、殆ど日本語として意味をなしていないことでしょう。そして日本の飲食店と違うのは、清潔感と言う点で日本人からすると今一つかなと感じることです。しかし多少日本語を話せる店員さんもいるので、その点では安心して食事ができる場所ですね。
また熱炒などの飲食店には、台湾ビールのコスチュームを着た女性がいてビールの注文を受けてくれることが多いです。一般的な飲食店では冷蔵庫から自分でビールをとり、飲み終わったらテーブルの下にあるボックスに空瓶をいれ会計時に清算するスタイルが殆どです。ただし旅行者が気を付けるべきこととして、夜市であってもバイクやタクシーが通りを走っていることが挙げられます。また観光地等ではスリがいたりするので、荷物は自分で守るのが原則です。とは言え現地でしか味わえない活気や雰囲気を楽しむことも旅行の醍醐味であり、多少は事前に調べてから訪問することをお勧めします。



