オフィス鴻

COFFEE TIME(ハモの肝)

2025年11月06日

少し時期はズレてしまいましたが、今年最も感動した料理に「ハモ肝の山椒煮」があります。ハモの旬は7月~9月あたりとされており、編集人は家族と久しぶりに懇意にしている日本料理店でハモ料理を楽しむことができました。一般的はハモ料理と言えば湯引き(落とし)・焼き霜・天婦羅などが主流ですが、肝の山椒煮は生まれて初めて味わいました。普段は殆ど肝を食べない妻が、これならば食べられると言うほど全く臭みがなく、特に日本酒との相性は抜群でした。

日本料理店の店主にお伺いしたところ、特に大きめのハモの肝を使っているとのことで、ウナギの肝同様にいつも準備できる食材ではないとのことでした。ハモと言えば欠かせないのが、ザクザクと音を立てて小骨をきり皮を残す骨切りと言う調理法です。これまでタイの子やカワハギの肝などは好んで食していましたが、生命の有難さに感謝しつつも、また1つ季節の風物詩が加わったことを素直に嬉しいと感じられた瞬間でしたね。