アマチュア無線
2025年11月23日
編集人が小学生の頃、アマチュア無線愛好家が自宅にアンテナを設置して海外の方と交流していた記憶があります。今回このアマチュア無線について調べようと思ったきっかけは、ドローン操縦免許取得(レベル4;一等無人航空機操縦者技能証明)での業務使用を検討している中で、5GHz帯の周波数使用に関して第三級アマチュア無線技術士資格等が必要であることが判ったことにあります。ここで言うドローンとはFPV(First Person View)のことで、操縦者がドローンに搭載されたカメラの映像をリアルタイムで確認しながら操縦することができるものです。
さて話を戻しますが、アマチュア無線とは国際通信規制・日本の電波法施行規則に基づいて「金銭上の利益のためではなく、個人が無線技術に興味を持って自己訓練、通信及び技術研究のための無線通信業務」と定められています。また実際にアマチュア無線局を開局するにはアマチュア無線局免許が必要となり、日本に於ける監督官庁は総務省となっています。実際に第三級・第四級アマチュア無線技士免許の取得は、公益社団法人日本無線協会が実施する国家試験に合格するか、国の認定を受けた機関で電波法令等で定められた養成課程を経て修了試験に合格(国家試験免除)することのようです。
編集人は急いで資格取得したいとは考えていませんが、現在は講習会・e-ランニングでの取得も可能です。因みに費用は資格取得が3万円程度、JARL(日本アマチュア無線連盟)への入会金・年会費等、無線局の電波使用料・更新料、そこに各種機材費などがあり概ね10~20万円程度のようです。ただし仕事に使ったり無免許運用などで検挙されれば懲役または罰金刑が課されますので注意が必要です。その他に最近話題となっている有害駆除(クマ等)などでの使用用途もありますから、あくまで趣味の範囲で資格取得を検討することは個人の価値観次第と言ったところでしょうか。



