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COFFEE TIME(久米仙酒造)

2025年12月21日

沖縄県那覇市に、久米仙酒造と言うシングルモルト蒸留所があります。一般的に沖縄地方と言えば泡盛が有名ですが、近隣の台湾にもカバラン・オマーのウィスキー2ブランドが存在しています。また中国本土に近い中国アモイに近い金門島は、台北からは飛行機で50分ほどの距離にあります。そして金門高粱酒は金門特産の旱地高粱を材料に、甘みのある宝月神泉を用いて伝統の製法で醸造された高粱酒が特産品として有名ですね。

さて久米仙酒造では国産モルトを利用して、仕込み水には垣花桶川の中硬水が用いられています。同社のHPには「沖縄 ISLAND BLUE 8年」は、日本の焼酎文化の起源にあたる沖縄の泡盛古酒の製造技術を生かした新時代のウイスキーと紹介されています。そしてお米を原料にした「世界に美味しいと言ってもらえる沖縄のウイスキー」を目指して醸造していると言う点に編集人は非常に興味をそそられています。

一方これまで非常に高値(プレミアム価格)で取引されてきた日本国産ウィスキーですが、投機ブームが去ってきてからピーク時の60%程度で取引されているとも報道されています。ワインに比べれば保存も容易だったことも関係していたようですが、やはり自分好みのウィスキーを自分流の楽しみ方で楽しめるという点では、ウィスキーは庶民にとっても手頃な価格帯に落ち着いて欲しいと思いますね。