オフィス鴻

空港の駐車料金

2026年01月12日

最近の駐車場料金は少しずつ上昇しており、非生活道路以外でも空港やパーキング・エリアに車両を廃棄・放棄する事案も報告されています。例えば東京国際空港(羽田空港)では通常期の普通車は24時間で最大2,800円、多客期は同3,400円となっており、民間駐車場は事業者によりサービス内容は異なるものの1日当たり1,000円に追加料金を加えた水準です。そのような中で新千歳空港運営を担当する北海道エアポート社は、昨年8月から混雑緩和のため平均3倍(最大5倍)の値上を実施しながらも、空港内特定施設利用者には駐車料金無料・値引きも実施されています。

空港駐車場と言えば、当然ながら航空機に搭乗する乗客が利用する前提で建設されています。首都圏等ではリムジンバスが鉄道路線駅と接続しており、自家用車で空港往来する必要性はあまり高くありません。しかし北海道ではそのような交通手段が少ない事情もあるため、これまで都市圏大空港に比べて安く設定されてきた背景もあるように思われます。また一部には、訪日客にインバウンド整備に必要な費用を負担してもらいたいと言った意見もあります。そもそも訪日客が新千歳空港を訪れることで地元経済の活性化に繋がっていることを考えれば、少し極端な意見かも知れませんね。

編集人も海外渡航時に、空港周辺道路が大変混雑している国へ何度も行ったことがあります。その際には搭乗時間の3~4時間前には空港に到着するよう、事前に余裕を持った行動をとるように心がけています。また国内線利用時も従来ならば搭乗1時間前に到着すれば基本的に間に合うのですが、繁忙期の保安検査場混雑や高速道路等での渋滞を鑑みて少なくとも2時間前までには到着するようにしています。そのような視点に立てば国内の航空インフラを維持するために必要な施策であることを理解した上で、公共性に見合った適正料金設定であることが大切だと感じています。