航空機整備士の誇り
2026年01月29日
AERADIGESTに、ANA(全日本空輸)で33年間にわたって航空整備職に就いていた方の記事が掲載されていました。旅客機のコックピット内には多くの計器類・廃線・スイッチなどが配置されており、万が一にの場合にも別ルートで安全をカバーできる仕組みになっています。つまり航空整備士として職場の神様的な存在である方が、常に精神・気力を集中して整備にあたってくれているからこそ安全な空の旅を楽しむことができるのです。そこには常に極限的な緊張感と向かい合う整備士の真摯な姿が想像できますが、最低でも10年近い経験と技術習得が必要だと言われています。
特に海外の航空会社にとっては日本の整備技術は特段にレベルが高いとされ、乗客からはグランドスタッフが航空機に向かって手を振る姿が日本レス(自国のサービスとの違いを痛感して、また日本に行きたくなる心理的現象)の一因とも言われています。編集人は1年程現場業務を経験したくて上司に掛け合い、大型貨物トラックに乗務したことがありました。現在では提携の整備工場での修理・点検が一般的ですが、当時(40年以上前)は自分でトラック部品を整備したりオイル交換を行うことは当然のように行われていました。最近は冷却水の補充すらできないドライバーがいることに隔世の感があります。
さて最近の旅客機に搭乗してみると、特にハイクラス座席(ビジネスクラス等)の充実が進んでいます。フルフラット式シートや特別な機内食提供などが主流になっていますが、もう1つ感じるのはCAさんの接客の良さです。もちろん料金が普通エコノミー席に比べて3~4倍以上しますから当然のこととも言えそうですが、やはり乗客は神様的な考え方を有している方はどこかぎこちなさを感じることもあるでしょう。ここは個人の価値観によるものではあるのですが、お互いのちょっとした心遣いが楽しい旅になると考えれば整備品質とともに料金以上の価値を得られるのだと感じています。



