国会議員定数減少の議論
2026年01月31日
比例代表とドント式が日本の選挙で採用されたのは1996年の衆議院選挙の拘束名簿式が最初であり、小選挙区での当選者との惜敗率(得票率)によって当選順位が決められていました。それ以前には参議院選挙の比例区ではタレント議員と呼ばれる集票を目的とした候補者が乱立して、政策よりも知名度が優先されていた記憶があります。しかし当選した議員の中には全くと言っていいほど本来あるべき議員活動を行っていなかったり、比例区当選議員が他政党へ移管するケースなどが散見されていたことから、2000年以降の国政選挙からは移管の際には議員辞職するルールとなっています。
編集人の選挙区では昨年7月に実施された参議院選挙で元タレント議員がこまめに駅前で握手などの選挙活動をしており、その場では政策についてほとんど語っていなかったと報じられていました。結果的には得票数で比例当選を果たして前国政大臣となったものの在職期間中にこれといった政策を実施できていませんでした。これは有権者側にも大きな問題だと編集人は感じており、投票率が期日前投票を含めて50%以下である現状を鑑みれば致し方ない結果なのかもしれません。しかし最終的に国政について言いたいことがあれば、少なくとも選挙での投票権(義務)を果たしておくべきだと考えています。
正直政策立案・実行能力の不足している議員が選出されること自体が政治不信の1つとして挙がっているのですが、次回予定されている国政選挙(衆議院)では各政党から能力の不足しているタレント議員を外すことに期待しています。まただけでも2022年参院選ではSNSをを駆使した暴露系ユーチューバーであるガーシー(本名・東谷義和)氏が比例選で28万票を獲得して初当選しましたものの、当選後も海外に滞在したまま一度も国会に出席しませんでした。その結果参院議員を「除名」され、議員の身分を失う異例の事態となったことなどを考えれば議員数減少にも一定の理解が得られそうですね。



