オフィス鴻

頑張りすぎない生き方

2026年01月20日

齢(よわい)を重ねるにつれ、残された人生の時間の中で他者とどのように向き合っていけばいいのかという課題と向き合う時間が確実に増えてきました。もちろん正解などないことは承知の上なのですが、編集人の罹患している難病は徐々に身体や脳の働きが思うようにいかなくなる病気であり、日本にもごく少数の患者しか確認されていないと医師から話を聞いています。時にはなぜ自分でできないのかと苛立ちを覚えることも増えてきましたが、最近思うのは周囲の方々(家族・医師・看護師・近隣の方など)に挨拶したり少しでも優しく接したりすることならできると感じています。

昨年末まで鹿児島大学病院で入院治療を受けていた際、5年間にわたって毎回色々な話をしてくれるリハビリの先生と再会出来ました。その先生は最初の頃はまだ編集人が自力で何とか歩行できていたことを知っていたのですが、今回は筋肉が弛緩(力が抜けたような状態)していたことと、編集人から少し無理に動かすと発作が起きやすくなったとお伝えしたことで、非常に丁寧に施術(OT)してくださいました。また施術の際にも雑談を交え、編集人が少しでも心身ともに楽になるようにと気を遣ってくださっていました。そしてこれからが本題となるのですがある患者さんの話をしてくださったのです。

その患者さんは編集人とは異なる疾患でしたが、やはり自分の身体が徐々に動かなくなってくる不安や良くなりたいと強く思われていたそうです。そのためリハビリの先生が考えた施術では物足りなかったように感じられたそうですが、その後に再入院されてきた時には非常に温和な表情・言動をされていてお礼を言われたそうです。編集人は例え夫婦であってもお互いを尊重して生きてきたつもりですが、ここ1年程は他人に力を借りても良いのだと思えるようになりました。そして無理して体調を崩すことよりも、適度な加減を保ちながら過ごしていきたいと考えています。そして今日からまた治療入院が始まります。