Coffee Time ビジネスクラス(5)
2023年06月11日
航空機のビジネスクラス担当CAさんは、接客・接遇に優れた方が多いです。特に利用頻度の高い航空会社であれば、それまでの搭乗記録を基に食事のタイミングやシャンパーニュとバケットを個別に用意してくれるなど、色々と気を遣ってくださいます。また、銀座の元JALのCAだったワインバーのオーナーの話では、乗客の所作(気遣い、アイコンタクト、話し方など)から、乗客の人柄や人間性、社会的な立場などをその場で感じとれるそうで「時間のある時で大丈夫」と伝えても優先的にサービス提供したくなる時があるそうです。
編集人が30歳台の時、3週間の休暇を取り、マレーシアクアラルンプール経由(4泊)でバリ島に行きました。当然事前に休暇申請も承認されていたのですが、直前になり当時の上長役員から仕事(緊急性はなく、部下でも十分対応できるレベル)を振られ、4日遅れで家族と現地合流しました。この上司は社長が直接スカウトした某大手メーカー出身の方で、非常に癖とアクが強く、休みの日にも仕事の件で自宅の固定電話にかかってくるなど日常茶飯事で、部下となった多くの従業員がメンタル不調を訴えていました。編集人は唯一共感できた教え(最後までやり抜くこと)以外は今でも反面教師としています。
話を戻しますが、クアラルンプールからバリ(ングライ空港)行の便(国際線)は日本人利用が皆無の路線でしたが、家族が片言の現地語(インドネシア語)で挨拶したのでCAさんは日本人だとは思っていなかったそうです。結局、英語で会話したのですが、降機時に日本酒(恐らく韓国の法酒)を未開封のまま頂きました。