創造する楽しさ
2023年04月10日
日本経済新聞の日曜版には、各方面で活躍される方、他国の生活スタイル、流行と伝統などのカラー版記事が掲載されています。海外の名所然り、経営者(プロ)の思考然り、「何かを極めていること」と「想像する楽しさ」を感じさせてくれる編集人の大好きな企画です。また、電鉄系ホテルグループがメンバー向けに発行している小冊子の中にも同じような方向性を持った特集記事があり、毎回楽しみにしています。最近では活字(新聞・書籍)よりSNS情報に頼る40歳代、50歳代も多いようで、直接自分の仕事に関係がある業界情報にすら疎い企業勤務の方もまま見受けられます。また、新聞の良さの1つに、正しい日本語の使い方を学べる点も挙げられますね。
もちろん、平成以降生まれの若い年代の人達と編集人世代とでは、生活スタイルが大きく異なりますが、伝統・文化も時代により評価が変わることもあれば、新たな価値観が生まれることもあります。当然、仕事を含めて個々の意見相違はあって然るべきで、その背景にある物事を理解するよう普段から心がけておく習慣がこれから日本という国家(国民性)を再浮上させるためにとても重要なことだと思います。
つまり、他者の良い面を知ることは、自分の弱点を見つめなおし、他者に協力をお願いすべきところを知ることに他ならないと感じています。その上で、自分自身の付加価値を高める行動を心掛けていれば、どんな小さなことであれ「創造する楽しさ」を感じる時があります。仕事でも普段の生活においても大変幸せなことだと思いませんか。