オフィス鴻

COFFEE TIME(スーツケース)

2025年04月21日

訪日客の行動パターンが徐々に変わり始めて、京都や浅草(東京)以外の日本各地へ足を向けてくれるようになりました。その一方で、駅地下のコインロッカーに入らないような大型のスーツケースを路線バスの車内に持ち込んだりする方も多いようで、観光地での交通渋滞・混雑だけではなく地元住民の生活へも支障が及んでいるそうです。編集人も海外・国内旅行の際にはできるだけ現地の方の生活に迷惑とならないよう、スーツケースが必要な時は極力タクシーを利用しています。ただ地方に行くと高齢のタクシー乗務員さんも多く、トランクを積んで頂くのが気の毒に感じられることもあります。

もうすぐ日本の陽気が春になるとオーバーツーリズムが懸念される時期が始まりますが、他国のようにツーリスト(観光客)へ観光税・入国税を自国民より多く負担してもらうことで、施設等の整備を進めるアイデアも聞きますが、実際は訪日客の中にもその地域にあった過ごし方をしてくれる方も多くいらっしゃいます。あまり厳しいルールや罰則を設けることにはためらいもありますので、先述の観光税・入国税をマナーパンフレット配布や大型のスーツケースが入るロッカー等の整備に充当すること、列車等への持ち込み時は1席分の料金を追加負担してもらえばとも感じています。