オフィス鴻

COFFEE TIME(病院食)

2025年12月06日

入院治療中の楽しみの1つに、食事の時間があると言われています。入院中は毎日検査や治療が行われるとは限りませんので、1日でリハビリだけという日もあるのです。入院患者は医師が指示した食事または点滴で適切な栄養を補給されていますが、その患者の状態によって一般食や嚥下食(おかゆ状だったり、キザミとも呼ばれます)が提供され、食事の摂取具合を医師・管理栄養士の方が確認しながら適時メニュー変更してくれます。

今から10年以上前の病院食と言えば余り美味しくないといった印象が強かったのですが、最近は出汁を使ったりしながら比較的食べやすい病院食が提供されている気がします。もちろん医療機関によって提供される病院食は異なっており、一概に味や食べやすさの評価を行うことはできません。また1食当たりの単価が引き上げられたものの、最近の物価高に対応する栄養士の方々の努力を想像すれば感謝の気持ちが生じてきます。

編集人はある大学病院で特別な食事制限はなかったので特別食(1食プラス90円でした)をお願いしたところ、地元の食材を使った郷土料理が提供されました。たった食事のことだとも思われますが患者にとっては治療に役だっていると感じています。