オフィス鴻

COFFEE TIME (kangaroo)

2024年04月11日

家族旅行でオーストラリアのケアンズに滞在した時の話ですが、子供が急に泣き出したので何事かと思っていると、子供のカンガルーかワラビー(編集人には見分けがつきません)が餌を求めて子供の足元に近づき、偶々でしょうか人間の脛(すね)にあたる部分が子供の足の上に乗っていました。動物園ですから、カンガルーも人間慣れしていたのだと思いますが、子供にとってはとんだ餌やり体験になってしまいました。その後、コアラを抱っこする体験も一緒にしましたが、爪が鋭く、見た目とは異なり厳しい生存競争の中で進化した結果だと思います。

また、世界全体では、今から1億5千年前の大白亜紀に沢山の動植物が絶滅しましたが、人類が地球上でもっとも強い存在となってから100万種の動植物が絶滅または絶滅の危機に瀕しているそうです。今後、地球温暖化が更に進めば生存分布も変わり、海洋生物を含め動植物の勢力図が塗り替えられるのは時間の問題でしょう。我々にできることは温暖化の進行を少しでも食い止める努力をして時間稼ぎしながら、新たな環境負荷の少ない技術開発を行うこと以外にはないと思われます。グレートバリアリーフも海水温上昇等によりサンゴの死滅が増えれば、20年以上前に観光ヘリコプターから見た綺麗な光景はいずれ見られなくなるかもしれませんね。