Coffee Time(ビジネスクラスの価値)
2024年01月16日
中東系の航空会社といえば、エミレーツ航空(アラブ首長国連邦、ドバイ)、エディハド航空(アラブ首長国連邦、アブダビ)、カタール航空(カタール、ドーハ)の名が浮かんできます。豊富な石油資源をバックに最新鋭の機体を導入し、優秀なスタッフによるサービスレベルが高いとの評判を聞きます。残念ながら編集人はまだどの航空会社も利用したことはありませんが、妻が海外出張・旅行するときは海外系ビジネスクラスを利用させていただいているそうです。理由は日本国内航空会社のエコノミーと殆ど値段(変更が効かないなどの制約あり)が変わらないからだそうです。
ともに、今後産油国として天然資源の枯渇が見込まれ、環境問題(CO2)への対応などから、国家的戦略として観光立国、海外への投資以外にも、貨物・旅客の航空輸送拠点化を進めるなど、中国に返還する前の香港にも似たビジネスと利便性を兼ね備えたコネクター的な存在感を増しているように思います。また、香港の啓徳空港(九龍)は市内の建物すれすれに離着陸することで有名でしたが、1998年に香港国際空港が開港しました。また、韓国ではソウル市内にある金浦空港から仁川国際空港へと多くが移管され、同じように世界のハブ空港としての役割を果たしており、日本でも沖縄(那覇空港)が徐々にハブ化を進めていますが、今一歩世界の潮流に対して出遅れた感がありますね。
編集人(家族旅行を含む)は搭乗前のラウンジが大好きでしたが、最近は航空会社のステータスやゴールドカードでも利用できるため非常に混んでいて、チケット代金に見合った特別感を楽しむ良さが無くなりました。座席もフルフラット型が主流となり、今のプレミアム・エコノミー席に近いのですが、頻繁に利用したマレーシア航空等のCAの方が特にリクエストしなくてもシャンパーニュボトル(Veuve Cliequot Brut Yellow Label)とグラスを座席に置いてくれて、パンとバターと一緒に出してくれた時代が懐かしく感じられます。