ここ３年間、コロナ禍と自己免疫性疾患により外出の機会が殆どなく、たまにタクシーやバス、鉄道での移動時に見る街の変容ぶりには驚かされます（特に渋谷駅周辺）。

さて、「hint（ヒント）」は、英語で同じような意味を持つclueやtipという単語が使われることがあります。SDG’１７の国際目標について考えるには、どんな日本語での表現が最も理にかない、正しく伝えられるのかを考えるきっかけになりますが、やはり経験・体験がないことを言葉や文章で伝えるのはとても難しいですね。

編集人は、ちょっとしたことであっても自分の感性次第（アンテナを張る）では、身近なところにも生き方の教科書（hint）がたくさんあると感じています。一方で、比較的恵まれた環境にあると言われていた日本ですが、経済の長期凋落傾向に加えて凶悪犯罪や特殊詐欺が増えています。また、生活に多少の精神的・金銭的余裕がある人でも、他人へのちょっとした優しさや思いやりが減っていたり、一見穏やかに見える高齢者や若い世代の中も突然他人への攻撃性が高まるなど心の闇を抱えたと思われる人が増加傾向にある気がします。

今回のコロナ水際政策緩和により、世界の人から見た日本人の良い面が日本人にも再認識されるきっかけになれば良いなと思っています。