宇宙天気予報
2025年03月01日
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)とは、日本に於ける情報通信分野を専門とする我が国唯一の公的研究機関です。現代社会に不可欠な情報通信技術の研究開発を基礎から応用まで大学、産業界、自治体、国内外の研究機関などと統合的に研究開発成果を広く社会へ還元・イノベーション創出を目指していると言います。具体的には、重点研究開発分野として、電磁波先進技術分野、革新的ネットワーク分野、サイバーセキュリティ分野、ユニバーサルコミュニケーション分野、フロンティアサイエンス分野の研究開発を進めており、最近では宇宙天気予報にて100年に1度と言われる約11年周期で爆発的開放が想定される太陽フレアに関する情報が話題を集めました。
最近はAI知能の開発競争が世界中で繰り広げられ、その一方で新型コロナウイルス感染症・自然災害・地球温暖化など顕在化した地球規模の社会的課題へ柔軟に対応するため、日本全体を持続可能で強靭な社会へ変革するための サイバー空間とフィジカル空間の融合研究を進めているとHPにありました。また、太陽活動の極大期とみられる太陽フレアについては編集人は殆ど知見を持ち合わせておらず、学生時代に黒点・電磁波・オーロラ観測程度の言葉は耳にしていました程度です。ただし、今回想定される被害として緊急通話(衛星通信)への影響が懸念されているとのことで、地球周辺の宇宙環境の変動によって影響を受ける可能性のある通信・放送インフラや宇宙システム等の運用や利用などに役立てられる可能性があるようです。実際には、宇宙天気予報が様々な観測データ、数値計算結果、 および予測モデル等の結果を予報担当が総合的に解析したプロダクツですから、まだ発展途上の分野と言えるでしょう。
なお、今年のノーベル賞にはAI知能関連の研究者が多く選ばれましたが、反対する研究者も一定数いることも事実です。あと数十年後には何らかの結果が日常生活に支障を及ぼす可能性は否定できませんが、基礎研究の重要さを改めて感じた次第です。