2025大阪関西万博
2025年02月24日
2025年4月に開催予定の大阪・関西万国博覧会は、建設関係の資材高騰・人手不足等から工事がなかなか進まない状態が続いていましたが、運営主体となるIR誘致企業が実施を最終決定したことで建設費が最大2,350億円も増額になるにも関わらず工事が進められています。当初、想定来場者数は約3千万人、経済波及効果は2兆円に上ると言われており、四方を海に囲まれたロケーションを活かしながら世界とつながる「海」と「空」が印象強く感じられるデザインの会場となる見込みです。コンセプトには、円環状主動線とそれにつながる離散的パビリオン・広場の配置によって、誘致の時からの「非中心・離散」の理念を踏襲しつつ「つながり」を重ね合わせた「多様でありながら、ひとつ」を象徴する会場を創出すると謳われています。
編集人は1970年に開催された大阪万博に家族で行ったことがあり、記憶は定かではありませんが総入場者数が約6千万人を超えて大変混雑していたことを覚えています。特にアメリカ館にはアポロ12号が持ち帰った「月の石」の展示があり、2時間程並んで数秒見れただけでも子供心に興奮したものでした。また、「人類の進歩と調和」をテーマに掲げられていて、会場内には動く歩道・モノレール・電気自動車・テレビ電話など当時最先端の技術が公開され、人間自動洗濯機(人がカプセルに入ると水・洗剤が出る)なるものまで展示されていました。今回の大阪・関西万博では、水素燃料電池で動く船、自動運転バス、空飛ぶクルマなどが展示される予定で、環境負荷が少なく持続可能な社会の実現、ユニバーサルデザインなど近未来社会の一部が見られるようです。
今回の大阪・関西万博には世界中から150以上(1970年は80位)を超える国・地域および国際機関が「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもとに参加するとのことで、これから10年後には気候変動にも対応できる新たな技術を集結した展示物の一部が実際に街中に出現することでしょう。