オフィス鴻

SDG’sとの共生

2023年06月26日

ヨルゲン・ランダース著(日経BP社)「2052(今後40年のグローバル予測)」では、「人類滅亡の危機はまだ避けられる!」と考える専門家が多くいて、具体的な行動・思考を示唆しています。人類滅亡は極端かもしれませんが、環境問題、なくならない戦争など、人間は過ちを繰り返す生き物なのかも知れません。

経営企画や人事戦略、新規事業の戦略立案では、日常業務の延長線上での思考に偏りがちになる時があります。そんな時は、普段の行動や思考性を変えてみる、全く経験のないことにトライしてみるなど、自分自身へ新しい刺激を与えるよう心がけてきました。例えば、明るい雰囲気の社内環境が維持された職場と、人間関係が良くないハラスメントが横行している事務所とを比べてみれば、どちらが仕事や同僚に対する感情、愛着、生産性などが上回るかは容易に想像がつくでしょう。

さて、編集人には将来を予測する才能はありませんが、無理のない生活(多少の不自由が我慢できる範疇)を送れることを自分の行動基準としています。そして、将来的に誰かの役に立つのか、次世代・次々世代を担う人達に対する現役世代として責任の一端が果たせるのか考えて判断しています。また、長年続けている各支援団体への寄付(Donation)、障害者・養護施設の児童との交流など、まだまだ続けられることはありそうです。

最後に、国や大手企業がSDG’sを推進していますが、世界中の価値観はまだまだ統一されていません。編集人は日常生活に限らず、企業戦略に寄り添うような支援に関連する仕事があれば、是非お手伝いしたいと思っています。